おき火に炭をつぎ、火にたきぎをくべるように、 争いを好む人は争いの火をおこす。
怒る人は争いを起し、 憤る人は多くの罪を犯す。
憤りやすい者は争いをおこし、 怒りをおそくする者は争いをとどめる。
乳をしめれば凝乳が出る、 鼻をしめれば血がでる、 怒りをしめれば争いが起る。
憎しみは、争いを起し、 愛はすべてのとがをおおう。
ますらおの鋭い矢と、 えにしだの熱い炭とである。
イスラエルは皆ヤラベアムの帰ってきたのを聞き、人をつかわして彼を集会に招き、イスラエルの全家の上に王とした。ユダの部族のほかはダビデの家に従う者がなかった。
さて、その所にひとりのよこしまな人があって、名をシバといった。ビクリの子で、ベニヤミンびとであった。彼はラッパを吹いて言った、「われわれはダビデのうちに分がない。またエッサイの子のうちに嗣業を持たない。イスラエルよ、おのおのその天幕に帰りなさい」。